2009年06月05日

試験的

ニックネーム スクワイヤー at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | アルテイル

2009年02月12日

ざらっと眺めてみる。

 ストーリーを追い続けてきたこのブログ、いつの間にか第2弾パックが出てしまった、アルテイル2−銀陽帝大戦 ですが、ストーリーの内容についてははっきり言って何も進んでいないのが現状です。
 ただ、対決に向けた状況作りは進んでおりまして、既に一触即発の状況ではあります。
 その環境を一つ一つ紐解いてみますと。



死者の跳梁・デュランダルの狙い

 陽月戦争後に復讐を果たし終えたズガテロザは消滅しました。
 これにより、死者の軍勢と呼ばれた者たちは指導者を失い迷走、この状況に目をつけたのが、完全不死「デュランダル」です。魔法王国を裏切ったあと足取りがつかめなかったデュランダルは、ズガテロザの命に従わなかった「ガリィス」を元とする7盟主の一部の力を借りて、ズガテロザ消滅後の死者の王国の混乱を収めます。(現在明らかな7盟主としては汚れの宿「ガリィス」・嘲りの口「ネフテム」)

 この目的は定かではありません。
 しかし、死者の本来もっている暴力性は、前王ズガテロザの命から解き放たれた反動もあってか、
死者の国に接する月公国のみではなく、世界各国に無差別な攻撃を始めたのです。
 彼らはデュランダルが大罪の聖騎士と呼ばれていたことから、『大罪の軍団』と人々に呼ばれ始めるまでそう時間はかかりませんでした。



太陽王国(帝国?)
 最大の国家である太陽王国は比較的死者の国から遠く、影響を受けていなかったのですが、死者の攻撃が太陽王国領に及んだ時、今まで乗り気でないそぶりであったフェルラートがいきなり、
「全世界に真の調和をもたらす」として、協力を申し出た真教の私兵を味方につけ、大罪の軍団との戦いで疲弊している関係各国すべてに軍を派兵します。そして、善意の派兵は最悪の形となることをこの時は誰も知らず、その火蓋を切って落としたのです。

 それが、太陽王国による同盟国『傭兵王国への奇襲』でした。


傭兵王国
 銃姫「ユーニ」は陽月終戦後にある時計台を作ります。
 自ら勝ち取った平和を記念して建てられたその時計台の最上階には、“自由の鐘”が据え付けられ、その後傭兵王国は陽月戦争終盤で見せた勢いそのままに大発展を遂げることとなり、ラヴァート世界に大きな影響力を持つようになります。
 そんな中、ユーニは一人の訪問者を迎え入れます。
 彼女の名前は「ティエリテ」。妖精王国の中でも屈指のエリートであり、7大英雄の上に立つ妖精7賢者たちの言葉を7英雄、さらに他の世界に伝える『7賢者の代行者』たる大妖精です。

 彼女は銃姫「ユーニ」に、妖精王国に伝わる『大戦争の預言』の日が近づいていることを伝え、ユーニはフィエルテ、ミザリオとともに戦いの準備を進めていた矢先、同盟国である太陽王国から、フェルラート自らが出兵したとの話を聞き安堵します。

 そんな折、陽月戦争後にフィエルテに見初められ、フィエルテの力の源である防御布“カラクル”の後継者、受継がれし盾「ハルミラ」は、太陽王国と同じく知己の義を結んでいた、東方の国“ナバリ”の不穏な動きを察知し、内偵を始めます。フィエルテとともにユーニを支えていたミザリオの弟子、受継がれし剣「ロズリー」はハルミラの危惧を笑い飛ばしますが、東方の国“ナバリ”は4将軍の一人、呪将「鳳仙」を傭兵王国へ派遣。
 彼女がもたらすのは盟約の行使か、破壊か……



魔法王国
 魔法女王「アリエーテ」により、建国された第2期魔法王国にも、傭兵王国に訪れたティエリテと同じく世界の危機を伝えに来た、大虹龍「ルーテウム」と、アリエーテの側近「ネレイス」のコンタクトにより、大戦の気配が伝わることとなるのです。
 (魔法王国聖騎士 魔法騎士隊長「ミレリア」、聖騎士「イベール」、剛の聖騎士「リジア」、(柔の聖騎士が存在?))


南蛮族
 南蛮族は、水棲生物の半獣人、コボルトと呼ばれる小鬼が大半の種族です。
 この種族はこれまでも近隣国との間で小さないさかいこそありました。しかし、戦い方も真正面からの特攻のみであったため、それほどの被害は報告されていなかったのです。
 ただ、今回の南蛮族は自らに低級霊を憑依させる術を習得しており、それによって強化された彼らを打ち破るのはなかなかに骨が折れました。加えて、これまで統制の取れにくい小鬼たちには難しかった、集団による襲撃をマスターしていたのです。
 彼らが見せる戦略性はこれまでの南蛮族にはまるでなかったもので、そのことは「たかが南蛮族」と侮っていた守備兵の油断にも相まって、南方からの侵略を許してしまう結果となりました。
 彼らの表向きの武将は鬼将「ガンダー」。しかし、彼らの統制の取れた動きから、単細胞なガンダーには不可能なものだと一部の人間には分かっていました。そして、生き延びた兵士の話から、恐るべき小鬼の魔術師の長の姿が浮かび上がってきました。



真教関連
 真教の掲げる“奇跡の力”は、今まで使える人間が少なかった中で、陽月戦争後からは多くの人間がその力に目覚めます。真教側はその力を持つものを厚遇し、集めてきました。その奇跡の力を持つ集団は太陽王国軍部内で大きな発言権を持つようになり、大半が真教信者であったことから真教の太陽王国に対する影響力もかつてないほどに上がってきたのです。
 ただし、真教内部の敬虔な信者たちの中には、「宗教家は政治に口を出すべきではない」という穏健派の者も少なからずいました。ですが、彼らの中からは真教内の主要な役職に就く者は現れず、そのことも一層現上層部と穏健派との間に小さなひびを入れることとなりました。

 そんな折、大宣教師「オスレイ」率いる宣教師団が世界各国に布教活動をするようになります。
 彼らは布教と言えば聞こえはいいですが、真教への強引な改宗圧力をかけ、真教信者からお布施と称して大量の金品を巻き上げる、実質の略奪行為を横行させていました。また、宣教師団はなぜか僧兵達を引き連れての布教活動を活発化させ、古くからの遺跡や神殿を破壊し、圧力に屈しない町や村ごと滅ぼしてしまうことも少なくなかったと言います。
 このオスレイを元とする宣教師団の振る舞いは、いかに隠そうとも行動自体があまりに派手であり、公然のこととなるのに時間はかかりませんでした。しかし、枢機卿達は信者を増やし、お布施を集めたとしてオスレイを支持、穏健派な真教信者達は不満を強めていきます。
 この事件以来、上層部と穏健派の溝は修復不可能なほど広がってしまいました。

 そんな上層部を嫌気して、真教を去る者は実はそれほど多くありませんでした。
 というのも、オスレイの一件以来、一時的に反発の強まった真教内部の統制のため、外部の人間よりも、真教を離れた人間たちに対してより強い弾圧をかけるようになったのです。従って、神罰神官の手を逃れて逃亡できるほどの力を持つ者しか逃げられなかったのが実情です。

 最近神罰神官の手を逃れ続けているのが、神の叛逆者「レスター」率いるレジスタンスの1派です。レスターは元真教信者の中でもエリートであったと言います。
 レスターたちに興味を示したのは名無し「アーノ」。レスターとアーノの遭遇が、この後大きな力へと育つ原動力ともなるのです。

 そして、触れておかねばならないのが、“旅の者”と自らを語る「アリウス」の存在。
 真教教皇から賜った神剣「ナハトム」を操り、立ち寄った各地の町や村に伝説を残していました。
その姿は人々に勇者だと謳われるようになるまで時間はかかりませんでした。
 しかし、そのナハトムの矛先が誰に向けられるのか、今は誰も知る由がありません。


月公国
 実は、今回の大戦の気配に一番最初に気がついた人間は、月大公「ミュロンド」だと思われます。
 エスカティアの後を継いだミュロンドは、それまで月公国の中で穢れ役だった、自身の出身でもある暗殺者部隊を、諜報部隊として月公国の表舞台へと導き警察機構として発展させます。
 諜報部隊が上げてくる情報と分析力を基にした外交は高く評価されていました。
 そして、真教の動きと、フェルラートと真教の不自然なほどの親密性を早くから怪しんでいたのです。
 今回の大規模すぎる派兵には、何か裏があると感じたミュロンドは関係各国に諜報部隊を派遣します。その内容は、「太陽王国軍を城の中にいれてはならない。フェルラートを信じるな」というものでしたが、同盟国の多くは議論する間もなく訪れた太陽王国軍を受け入れてしまうのです。

 そして、ミュロンドは戦略家でありますが、暗殺者出身でもあり、何を犠牲にしてもためらいなく作戦を遂行する非情をさを持ち合わせています。この非情さが一般民をより苦しめることとなることをこの時はまだ、誰も知りませんでした。




以上が大まかなる現状分析です。恐らく第3弾はひっちゃかめっちゃかな状態になると思われます。
収集がつかないでしょう。

 私の個人的な観測としては、現在太陽王国と、一部カードに太陽帝国なるテキストが入り混じっている状態ですけども、派兵する→銀陽帝名乗る→帝政→太陽帝国となるのが正しいのかなと思います。ですが、イベント告知の中では既に太陽帝国となっている文も見受けられ、何が本当なのかこちらも混乱するしかない状態です。
 まあ、この短期間にテキストとスキル考えなきゃいけなくて、大変ではあると思われますが、統一して欲しいなあと思わざるを得ないですね。


 また、横のつながりもよくわかりません。
 今後の戦略的連合として考えられるのが、海底王国と南蛮族の合流。
 魔法王国の人魚兵のテキストに書かれていたヴォンドラームの狙いは、正直ここじゃないかと思うのです。
 海底王国は魔法王国内に人化人魚たちを駐留させていますから、海底王国と南蛮族が通じれば内部混乱に乗じて落とすことも可能です。
 ただ、その動きに当然エメーナは異論を唱えるでしょうし、ヴォンドラーム、エメーナどちらにつくのかは人魚それぞれの判断に任されることとなるでしょう。

 ヴォンドラームは海底王国に封じられている立場を決してよしとはしてない。
 どころか、人間界との交流を封じる布令を出していたのも、人間界へ何らかの恨みがあったからで、場所さえあれば地上に出てきたかったはずだという部分が抜き難くあります。


 そして、真教はこの時点でも無茶苦茶してますね。
 こんな宗教がよくまかり通っていたなと現在では思いますが、現実世界でも、中世ヨーロッパではこんなことは横行していたと聞きますしね;;
 
ニックネーム スクワイヤー at 22:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | アルテイルストーリー周辺

2009年02月01日

悲しみの翼

2ヶ月ぶりで、運営チームから「リンクから外します」と勧告を受けましたので、伝道者のテキストを出してみたいと思います。
現状あんまり長文を書くモチベーションが出来ないのが、心苦しくはあるのですが。。





悲しみの翼「ルフィア」  ファルカウ  魔法王国/魔術師


「私は知っている。確かにこの場所で何かが……」

 陽月戦争最終局面の混乱の中で生を受けた。
 故郷で伝説となった、ラルトの英雄譚を聞き育った、翼人族の一人。
 ラルトは死去したものの、その志を受継ぎ発足した第2期魔法王国の門を叩く。
 彼女が最も得意としたのは、師リュウカ譲りの召喚術だが、彼女は独自理論の鳥獣召喚、さらに自然鳥獣たちと言葉を交わし、操る術を持ち合わせている。

 銀陽帝大戦の中で、彼女は謎の旅人ともに聖域に向かい、最深部へたどりつくことで眠っていた己の使命に覚醒する。
 そして、銀陽帝大戦に思惑を巡らすかつての友と対立することとなる。
 友との戦いに望む彼女の姿は悲しく、美しい。


 追いかける翼「ヴォルフィード」・力尽きた翼「ヴォルフィード」の転生体。
 完全に覚醒していない記憶の糸を探り、過去を追体験することで記憶を覚醒させる。
 かつての友、ヴォンドラームの思惑は彼女と相容れず、王国を追われたエメーナとともに、対立を深めることになる。



謎の旅人というのは、もちろん魔獣王リヴェイラを意識、正体を明かさないまま旅を続けて、最後にようやく正体を明かすという流れにするつもりではありました。
ただ、このセリフの部分は今日(2月1日)になって設定した思い切りの後付です^^;
運営チームにもセリフつけないで送った可能性があります^^;
そんなのでよく出したものだと小一時間。。。

まあ、そんなこんなはともかく今回設定するのは2のストーリーの出だしということで、ずーっとストーリーに連なるようなキャラクターを想定したんですね。
ミラマスもだめということで、アルテイル2のストーリーがかなり追いにくかったんですよ。
なので、ヒントになりそうな「魔法王国の人魚兵」のテキストにある、“ヴォンドラームが何かを企んでいそうだ”というキーワードから膨らませていきました。
ただ、そこを膨らませたかったのですが、アルテイル1に関しては、まったく海底王国について触れられてないので、膨らませようがなかったんですよね^^;
そこで白刃の矢が立ったのが、ヴォンドラームのかつての友であるヴォルフィードです。
でも、それだけじゃ面白くないので、アルテイル1ヴォルフィードとリヴェイラの話を今度はルフィアが追体験する形を想定しました。
今後のアルテイル2の展開として、聖域はもう一度出てくるんじゃないかと思っていますし、だからこそ、ルフィアを向かわせた部分もあるのです。

“聖域は現世界と異界との狭間に存在する”(アルテイル1「サージス」テキスト意訳)と解釈し、さらに神秘の装甲(アルテイル2第1弾)に書かれているように、陽月戦争後から能力に目覚める人間が急激に多くなる。との記述を参考にし、さらに異界との境である聖域が、「真教から聖域と呼ばれているのか?」そこに思いを巡らせると、やはり銀陽帝フェルラートの黒幕と目される真教の真の狙いは“どの世界からかは分からないが、どこかの世界とラヴァート世界が繋がること”にあるのではないかと見ることが出来ます。そして、それによってもたらされるのは、何か?それにより生じる弊害はあるのか?
現状で答えを出すことは出来ませんが、やはりあまりよくない結果が出るだろうことは火を見るよりも明らかです。その世界とラヴァートは本当に繋がってしまうのかも、まだ明らかではありませんし、早計に過ぎますが、ルフィアは今考えうる限りで主ストーリーに繋がりそうなものを繋ぎ合わせる雰囲気で作ってみました。


が、自己満足度は25点ぐらい。
もっとやれただろうし、練りこみも足りませんでしたし、状況的に変でしたね;
遅い回線に対してのバッシング対策から、アルテイル1,2ともインできないことは伝道者へのモチベーションにもマイナスの意味で直結したことが、普段率先してアルテイルをやろうとしない自分でも起こったことに意外さを感じております。
ニックネーム スクワイヤー at 23:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | アルテイルストーリー周辺

2008年11月09日

とりあえず、待つことしか出来ない

こんばんは〜^^

アルテイル2 11月11日スタート、と同時に第1弾パック『終戦英雄』が発売されます。
ですが、この1弾パックでついに長かった陽月戦争編が終わりを告げることになりそうです。
パックタイトルだけではなく、あちこち回って各所の情報を分析した結果も考慮しつつ、決め手になったのはエルガンディの霊体バージョンがついに正体を現したからです。
あのカードは、別にやられているわけではないん、、ですよね?
でも倒れているわけではないから、戦いはこれから?
アンナ様はどう倒れるんだろう? なんか、倒れても倒れなさそうなのがアンナ様なのですが……果たして。

色々分析しますと、第2弾は陽月戦争終了直前、もしくは直後の話になるのかな? まあ、色々前後するエピソードはございますが、そうであって欲しいなあ、と思わずにはいられない感じです。

どちらにしろ、テキストを見ないと、どちらに判断するにしても中途半端な状態ではあるのですが、ほぼ今回のパックで戦いが終わってしまう予感がするのが残念です。


そして、ですね。火曜日に間違いなくスタートが切れるという安心感が出たのでしょうか、9日付けで立源寺ブログも更新されていますね。
まあ、開発ブログ放置してるぐらいですから、あんまり余裕はないのでしょうが、どの程度調整できているか、恐る恐る待ってみたいと思います。

で、昨日の更新内容は、妄想12弾番外編でございます。
2に持ち越した(のか?)シュメールたちの実験の謎の一部だけでも、独自解釈を展開させてみます。もうユディット出てきた時点で皆さんはお察しだと思いますけどね。
断っておきますが、妄想です;;

実際、これだけアルテイル2でゴンドフォール回りのストーリー追っていくんだったら、12弾が出る期待はできなさそうなんですよね。。
ゴンドフォール回りだけでなく、もうちょい過去の謎の部分とか触れてくれるかと思ったのですが、肩透かしです。。
ニックネーム スクワイヤー at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | アルテイル

2008年11月08日

魔女たちの秘密

混沌城の一室に、とても城の中とは思えないほど研究器具がところ狭しと並べられている。
どこかの国の研究室かと思えば、突如として無機質な部屋に似合わない明るい声が響き渡る。

「ん〜☆ 我ながら上出来♪ この卵のプルプル感なんて最高ねえ(*^▽^)v」

 シュメールは喧騒に震える城外の騒ぎとは隔絶されたこの一室で、自らが作ったオムライスに満足していた。
 目の前に座る女性は、魔法王国から拉致されこの部屋に軟禁された女性、フェルアン。彼女はシュメールと旧知の仲であり、ある時点までは無二の親友であったのだ。
 だが、運命の歯車は、当時二人が在籍していた魔法王国因果律・霊子力研究所で行われた、ある実験を機にまったく逆の方へと走り出してしまう。
 そして、今目の前の研究室で行われようとしているのは、あの時と同じ実験の準備――――――――

 フェルアンにはあの実験への惧れがあった。なぜなら、『あの実験』は正に“神への挑戦”と言ってもいい、常識外れの研究であり、研究所の禁忌だったからだ。
 シュメールが基にした研究文献は、研究所内でも秘匿中の秘匿とされていた、ずいぶん古い文献なのだ。
 それは正に、人間の生への挑戦――――――――

 思えば、なぜあの時、シュメールの実験を止めなかったのであろうか? ふとそう考えて、対面に座る彼女の白皙の肌に視線を注ぐ。
 スプーンを優雅に口に運ぶ立ち振る舞いは、あの頃のままであるが、実験以来親友の感情発露は極端に激しくなってしまった。


「どうしたの、フェルアン?(’’ジー」
「あ、ううん…… なんでもない」
「そっか(*^_^*) でも、またこの実験を二人でやる日が来るなんて思わなかったわ」
「ホントに……やるの?」
「もちろん。もう準備は既にできているのよ? もちろん最初はフェルアンを巻き込むつもりはなかったんだけど」
「それは分かるけど、でも……」


 研究所に伝わる100年の禁忌。その呪縛は慎重派のフェルアンをより慎重な行動へと向かわせていた。
 だが、この部屋につれてこられたフェルアンがシュメールの顔を見た時、運命を感じたのは事実である。と、同時にほっとしてもいた。
 今、こうして落ち着いていられるのは彼女がいてくれるから。それは間違いない。


 フェルアンが魔法王国因果律・霊子力研究所の門を叩いたのは、自らを襲った数々の不幸の理由を、因果律を通じてなら分かるかもしれないという期待があったからだ。
 もちろん、当初はそんな場所があることすら知らなかったため、ただの相談のはずだった。しかし、研究者の多くは匙を投げてしまい、研究に深く関わるうちに基本理論は分かってきていたことから研究所に入所した。
 それゆえに、彼女は誰よりも因果律を突き詰めた。今まで理論としても確立していなかった学説もいくつか発表したが、彼女を襲う不幸の源はこれまでの研究では見つかっていない。


 「悪いことの後にはいいことがある」
 「いいことをすれば、いいことが返ってくる」


 誰もがそう言った。それでも、彼女を襲った呪いとも呼べる不幸の連鎖は断ち切ることができなかったのだ。
 そして、フェルアンとの運命の実験でも原因不明の失敗に襲われ……今回の“計画”はリベンジに当たる。

 あの事件以後、研究所は規模を縮小、暴走の原因となった霊子力研究を中断した。そして、因果律研究所として再スタートし、所長にはフェルアンが就任している。
 なぜ、霊子力を置いても、因果律にこだわるべきなのか、判然とはしなかったが、ここが世界で唯一の因果律研究所であることが影響したのかもしれない。
 因果律の研究がなぜ古くから魔法王国で行われていたのかに関しては謎の部分が多い。
 それについては今となっては推測するしかない。因果律のすべてを解き明かすことで究極的には『世界に何が起こるのか?』を予想できるのではないかと思われていたらしい。

 しかし、王国が崩壊した今となっては色々と考えを巡らすのは野暮なのかもしれない。
 フェルアンは奈落の軍勢の面々に連れ去られながら、魔法王国の慣れ親しんだ町並みを見て絶句してしまった。
 炎に包まれる王城、目抜き通りでは兵士たちがこの世のものとは思えぬ化け物達と戦う姿。見る影もなかった、いつも足を伸ばすおいしいパン屋さん。
 すべて悲しい出来事には違いない。でも、フェルアンはいつからか悲しくても涙を流さなくなっていた。それこそが、彼女を悲しみから守る術――――――



「誰ですかぁ?」

 シュメールの声が、薄暗い研究所に響いた。フェルアンには何の気配も感じないのだが。

「シュメール?」
「誰かいらっしゃいますね?∀・)ニヤ」


 彼女は微妙な笑みを浮かべつつ、正体不明の人物に語りかけた。
 だが、フェルアンには誰もいるように見えないし、気配もない。

「誰もいないよ? 勘違いじゃないの?」
「確かにいるのよね。フェルアンと別れてからの私は、ただ研究に没頭したの。まるでウォベルのように、穴倉に篭って」
「ウォベル? あの伝説の盲目竜……」
「そ。ウォベルが目が退化したって話はフェルアンも知ってるわよね?(’’」
「それは、もちろん。えっ、まさか!」
「そのまさか。少しずつだけど、目が退化してるのかもしれないわねぇ(^^ゞ」
「今は見えてないの?」
「とりあえず、今の生活には不自由しないから私はこれでも構わないの(^_^)v」

 とは言うものの、フェルアンは突然の告白に戸惑いを隠せずにいる。だが、シュメールは委細構わず研究所の奥へ呼びかけた。


「でも、視力が悪くなってより感覚が研ぎ澄まされたわ。まったく意識しなくても、敏感になっちゃったの。音で知るしかないから」
「そう、ですか……気取られるつもりはなかったのですが、そういったわけにも行かないようですね」


 シュメールでも、フェルアンでもない声。アルトの声は彼女たちよりもさらに年上の女性を想起させるものだ。

「初めまして」


 研究所奥の暗がりから姿を現したのは、一見すると普通の女性に見えた。だが、決定的に人間に感じる気配を感じないのだ。
 それだけではない。暗がりなのでよくわからないが、肌から赤みが一切失われているように見える。そして、彼女の顔にはどこか見覚えが……

「人間ではありませんね、あなたは?」
「その通りです」


 黒いローブをまとった女性の姿からすると魔術師なのだろうか?
 そして、ふとどこかで見かけたような違和感を感じた、アレは一体。


「あなたにお会いできるとは、感激ですわぁ」
「あら、私のことをご存知とは、嬉しいですわね?」
「何しろ有名人ですものね、あなた様は」
「えっ? シュメールこの方をご存知なの?」
「何言ってるの? この方はあなたも必ず知ってるわよ。 超のつく有名人だから。特にあの研究所ではね」
「研究所?」


 と、ここでフェルアンは思案する。この二人の間で研究所と言ったら、魔法王国の因果律研究所のみである。その研究所の有名人と言っても――――――


 ―――――――!――――――――


「こ、この方はっ……!」
「気づいたの?」
「まさか、あなたが、行きているはずは・・・・・・」
「そう、だからこの方は死んだまま、この姿を維持してるのでしょうね」
「そんなことが……」



 女性はフードを取り去ると、穏やかな笑みを浮かべてみせた。

「そう、私の名前はユディット。あなたの持っているその文献を書いた、旧魔法王国の師匠級魔術師です」



 シュメールと、フェルアンの二人と、突如現れたユディット。
 彼女たち3人を繋いだ事実を語らねばなるまい。
ニックネーム スクワイヤー at 03:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | アルテイルストーリー周辺

2008年10月29日

デュランダル出師の不思議

今日はいよいよβなのですが、100%トレジャーもあるというではありませんか;
こ、これは由々しき事態。

だってデスよ?
ハロウィンのクッキーカード10枚まだ集めてなかったんですもん><;

まあ、残り二日でまったり狩れればいいかなあ、と思っていたので、寝耳の報告にびっくりしました。
そう、ハロウィン最終週になって、駆け込みのようにバトルを始めたスクワイヤー、途中5連勝はさんで10枚カードが溜まってしまいました^^;
何を意図してか、有力イクサーさんはアリーナに来られてないのかもしれないですね(’’

その分、今回のトレジャーは狩った狩られたが大変だと思います^^;
私は今日のトレジャーに出向いても『狩られる』側なので、まず行かないと思います。



ま、アルテイル2のβということでもあり、25日の試遊会での情報もポツポツと漏れて来ているところからつっつきたいと思いますが。。。

まあ、当ブログの注目点は、当然のようにストーリー。
2のストーリーは如何に?! ということなのですが。。


戦いの口火を切るのは、まさかのデュランダル?!
『魔人軍』らしいのですが。

なんか、このストーリーの断片を聞いた時に、魔法王国去った『飽きた』という理由と、今回こうして何かを狙って軍を立ち上げるって行為がどうにも結びつきません。
百歩譲って分かるとして、なんか、世界の覇権とか、そういったものには興味がなさそうな感じがするのです。
国が終わる場面を(彼の人生なら)何度となく見ているわけですから。
まあ、その腑に落ちない感じはともかくとして。

『魔人軍』の正体。これを考えていたのです。。
強化兵団のような人間は、作っていると思えない。
デュランダルはそういうめんどくさい感じをたぶん否定すると思いますし。
だったら、そっちの魔人側につくのはなんだろう?

魔族ではないでしょうか?
ダロスはアンナローゼたちに味方していましたが、アレはただの戦闘狂でした。
でも、目的は分からないけどなぜかいる、プロポジッション、エクステンションなど、魔族はまるでこれまでのストーリー上タッチしていませんが、動きがもしあるとすればこれらのカードがキーになる気がしています。
また、ブレイブがどう動いてくるか。。
ディラートの前に何度も立ちはだかると言いながら、ここまで立ちはだかった様子はありませんし。。
まさか、ブレイブのテキストは、2のために張った伏線なのですかww

遠すぎますよwwwwww


まあ、2のために張った伏線としか思えないテキストは、ほかにも「太陽王国の聖騎士」、選ばれた少年「アリウス」などもいますから、彼らも2へ行くことは間違いありません、ただ即1弾から採用するかは微妙ではあると思いますけども。


でもって、同時になぜか、不死者の軍団も立ち上がるのかな?
デュランダル止めるためにですかね? まあ、経緯はともかく参戦の模様。

で、世界が戦争状態に陥ったところへ、よせばいいのにフェルラートが行っちゃうんですねえ^^;
また、フェルラートが立ち上がった時点では、堕落しているかどうかは掴めません。
どちらの順番が先なのか、それによっても、大いにストーリーは変わってきてしまうのですけど。。

でも、やはり、ここにきて堕落の鍵を握るのは真教ということで。
真教・現在の教皇様がいつ出てくるのか、楽しみなところでもあります。(1弾は90%なさそう


ちょっと書きなぐりですが、β前にメモを取ってみました。
他にもちょっと目に付いたところでは、アルテイル2のイラスト紹介で、高梨かりたさんの書いているキャラクターの後に城門が見えますよね。
アレは恐らく、ハイエルラート(傭兵王国)の城門だと思うのです。
バイオグラフィーに書いていて、私が年代記ストーリーで一時暴走したハイエルラート城が、この20年前後過ぎた2の世界なら建設されているというw
また、それぐらいの時間も経過して、傭兵王国の立場もよくなっているのだと思います。
だって、城門の見張り兵(に見える^^;)だから、恐らくノンネームドなんでしょうが、立派なハルバードと鎧ですからね。
ならず者集団と呼ばれたハイエルラートにも歴史あり! というところでしょうか^^

ただ、この妄想が正しいかどうかは分からないことを再び明記して、お別れしたいと思います^^;
では、次回の妄想でお会いしましょう?!(蹴
ニックネーム スクワイヤー at 21:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | アルテイルストーリー周辺

2008年10月26日

妄想だらけの12弾 【第4幕】

しばらくぶりでございます(ーー;)

スクワイヤーの妄想12弾シリーズ第4幕となってしまいました。
過去シリーズはこちらからどうぞ。

第1幕

第2幕

第3幕


長かったですけど、また書ききれないのも事実。
今回はよくしゃべるエルガンディ編です。


続きを読む
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2008年10月16日

初サポ大会のファイルを今振り返ると;;

こんばんは〜^^

えとですね。ここのところ更新が多いのですが、この度また新たにリンク先様が増えましたので、ご報告を。

「初心者サポート組合の塒」様 です。


こちらは皆様ご存知、初心者サポート組合の中でも第3支部、学生支部主導のブログで、サポート組合員なら誰でも更新していいという一風変わったルールがございます。
最近皆さん忙しいようで更新は不定期なのですが、初サポ様の大会は参加者様のレベルが高くて、普段対戦できないような方と当たれるのが非常に嬉しかったりもします。
あの大会は月例になるんでしょうかねー。
進行役のalf510様は、大会賞金としてWeb Moneyを拠出しつつ無課金を貫くこだわりイクサー様ですねー^^


さてさて、これだけで終わらせるのもなんなので、この間更新した第5回初サポLH大会に使った自分のファイルの分析でもしてみます。


ファイルの制限が非常に厳しかったです。
☆35=☆2すら最大でも5枚しか積めないという、無課金にも過酷なルール、皆様の頭を悩ませたようですね。
私のファイルのコンセプトは常日頃から、『小回りがきくファイル』なのです。
というのも、初期にGETSPが低すぎる時代があったじゃないですかw
あの頃のトラウマで、Sp消費は結構気になります。

そこ! ただけち臭いだけとか言わない。……事実ですから。


まあ、そんな私の構成したファイル、まず妖精が踊れない。
分解ができない。じいちゃんで蹴散らせない。この3点をどうするかで頭を悩ましました。

また、☆2も制限しないといけない。
私の構想の中では、魔法王国の氷魔術師2 閃光の魔法弓兵2 魔法王国の格闘家 沼地の翼竜 星竜をピックアップ。
ここで何を抜くか? 非常に頭を悩ましましたが、私このファイルを作った当時ですね、12弾第3幕の追い込みで脳が痺れていました、正直w
で、真っ先に私が優先したのは、沼地の翼竜ww
どうして? と思うでしょう? でも、こう見えて結構やり手なんですよ、沼地は。
特にSp0の時に不意うちでSP5とか、4とかガンガン引いてくれるし、負けてもそんなリスクないですしね。

そして、閃光の魔法弓兵は、かなり実戦経験が少なかったです。それも当然、私が閃光を手に入れたのは、9月に購入した4周年記念EXからですからね。
まだまだ回り方を把握できていないのが現状でございます。
なので、2枚抜こうかと思ったんですが、☆1のカードをあわせてみて、「あまりにも先行できるカードが少ない!」と、強い危機感を覚えたのです。。
そこから、閃光が残留;でも、今の環境、先攻カードってそんなに強くないんですよね; オープン全盛ですし。。
まあ、そんな環境を読み違えた中、ファイル構成もグダグダになりつつ^^;

☆1に目を移しても、違和感のあるカードが並びます。
今回の一番の敗戦ポイント。☆1のカードを見て分かるとおり、後攻多すぎw
中途半端な破壊力の後攻、及びAGI2カードが並んで、私がいかに最近ヒーローズに手をつけてなかったかというのが露呈されてしまいましたがw

そこから生まれた大いなるゴミカード、重力束縛www
後攻AGI1がどうせ多いなら、強制的に!と。 ところが、LV2だったのが圧力になりまして、まったく機能しませんでした;
そのあとも運任せでは勝てないでしょうしね^^;
勘違いしていたのが、重力束縛を出す時点で、サポートが使えないわけで、私がほとんどの場合AGI1後攻が確定してしまうということです。
その上、相手はサポートカードの恩恵で確実に選考が取れる。。。なんという悪循環w

剣を取る市民は制限ファイルでは私の定番なんですが、普段返却を使わない私には、返却の使いどころがなかなかつかめませんでしたね;
高速AGI封じのはずの女剣士も、いまや汎用性では巨石の方が上ですし。。
ん〜、今見ても凄まじくひどいファイルです;;

これを書きながら対戦しているのですが、並み居る猛者たちに連戦連敗;;
やはり、まだ出陣が早かったのですかね。。
今度またファイルの見直しなんぞしてみなければと思う次第。。


さて、脱線から戻りまして、初サポ様の大会なのですが、皆さん☆35制限に苦しんだとあって、積極的にチャットをしていただきました^^
普段じゃなかなかない緊張感の中でのプレイですから、色々会話が飛び交ってしまうのですよね^^
こういうチャットの多い大会^^ 大歓迎です!

え? 本戦の私の戦績ですか? んー;私は。。

Aブロック 2勝5敗(当該対戦結果により5位) ( 人 )チーン


で、ございました^^;

大会の参加者の皆様、並びに主催のalf510様、誠に素晴らしい大会をありがとうございました^^
そして、相互リンク開始しました、『初心者サポート組合の塒』を皆様よろしくお願いいたします。


戦い終わって、ハロウィン始まってヒーローズに入っては見ましたが。
まだリハビリ中の老人さながらで、まともに勝てるとは言いがたい。。
しかし、これでホントに目標のクッキー10枚集まるのかなあ? 不安を抱えながらも、まだまだ対戦は続くのです。
今日は対戦しながら打ち込んだのでものすごい乱文ですが、ご容赦ください;;
ニックネーム スクワイヤー at 23:32 | Comment(2) | TrackBack(0) | ヒーローズ

2008年10月15日

こんなブログでよかったら♪

こんばんは〜^^

去年の11月でしたっけね。
ブログ登録キャンペーンに乗じて始まったこの『スクワイヤーの見習いでは終わらせない!』が、ついに10000HITを達成いたしました^^パチパチパチ

いつしか更新も極端に遅くなり^^;
ネット回線によるモチベ落ち込みなど、様々なのことを乗り越えてここまでやってこれましたこと、このブログの常連様ならびに、リンク先の管理人様、たまたまやって来てしまった方含めて御礼申し上げますm_ _m
3月に始めました、「ラヴァート年代記ストーリー」企画では、当初の想定外だった大規模なもの書きに発展してしまい、戸惑っている次第です^^;
もちろん嫌いではないんですけどねw ブログのメインコンテンツになっちゃいましたしね〜^^;
でも、当初の予定だった週3更新は無理っぽいなあ(弱音^^;

年代記ストーリーの分量減らして更新量多くするかなあ、とも考えましたけどね。。
そう、うちの年代記ストーリーは途切れ途切れを一つにまとめているだけで、シーンごとの量はそうでもないんですよ。
1章を10節までにまとめたいとか、へんな色気さえ出さなければ十分な気もするんですよ^^; いつも、4つか5つぐらいエピソードを展開させているのでですね。
それでトータルの更新文量が減っちゃ本末転倒なんですけども。


まだまだ紆余曲折ございますが、アルテイルゲームの方は見習いで終わっちゃいそうな気がしなくもない中、こちらではまだまだ精進して参りたいと思います。
皆様にそっぽを向かれかけてるので、そうならないブログにしていきたいなと思います^^(そのためには頻度がいるんですけどね^^;
今後とも、当ブログをよろしくお願いいたします^^
ニックネーム スクワイヤー at 21:36 | Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記

2008年10月13日

妄想だらけの12弾【第3幕】

こんばんは;;

この1週間いろいろなことがありまして遅れておりました、12弾妄想ストーリー、妄想じゃなくて、年代記ストーリーばりの長編になってしまいましたが、ごゆっくりご覧ください。

ん〜; 今回は自己満足全開でお送りしますこともご了承いただきたいと思います。続きを読む
ニックネーム スクワイヤー at 23:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | アルテイルストーリー周辺